ここでは、代表的な例を挙げて、離婚の理由について考えていきます。
実は 男女ともに一番多い離婚理由がこの「性格の不一致」というケースです。
しかし、ただ単に性格が合わないからという理由だけでは、離婚が簡単に成立するとは限りません。
性格が合わないという前提の上で、様々なトラブルが積み重なり、婚姻が破綻している場合は離婚が認められるケースもあります。
性格の不一致の次に多いのが、この不倫・浮気が絡んだ離婚原因です。
この場合、相手方も離婚の意思を表明している場合には、離婚自体は問題なく認められます。
しかし、相手方が離婚を拒否した場合には、たとえば異性関係の存在を証明するなどの必要が生じます。
婚姻生活が、暴力や虐待により苦痛を伴っているという場合などは問題なく、離婚が認められます。
このケースの場合には、離婚成立だけでなく慰謝料やその他損害賠償を請求することもできます。
暴力によって怪我をした場合、患部を写真に撮っておいた方が証拠となります。
あるいは、医師に怪我の原因を正直に言って診断書を書いてもらうなどができれば、離婚や慰謝料請求の際には役立ちます。
多額の借金、あるいは自己破産や個人再生は、離婚原因にはなりません。
しかし、金銭トラブルのうち、浪費やギャンブルなどのために消費者金融から多額の借金をし、それによって夫婦生活が破綻したという場合には、離婚が認められることが多いです。
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